白いタイルと黒の直線で構成されたモダニズム建築は、通る人の目を惹きます。敷地の角には、入居者のための駐輪場を設置。ビアンシリーズの「ビアン(BIEN)」とは、「GOOD」と「美庵」の意味です。入居者の郵便受けはタイルでデザイン的に。 右手には宅配ボックスも設置。中の階段は腰壁がなく、とても開放的。光が廊下に行き渡ります。全体にシックな色調でまとめ、高級な印象を受けます。玄関ドアはツーロック式。外観と合わせたモノトーンで。ドアを開けると、正面には下駄箱、その奥に真っ白なリビングが広がります。下駄箱の扉を取りのぞき、オープンにしたことで広く感じ、使い勝手も良くなりました。真っ白な空間に白いスポットライトを標準でつけました。もちろん好きな照明も付けられます。パーテーションの奥は寝室スペース。建具がない広々とした空間がビアンシリーズのウリです。寝室からリビングを見返した様子。上部が空いているので圧迫感がありません。見えすぎない程良い仕切り感が暮らしにメリハリを。クロゼットの扉をつけずオープンにすることで、使い勝手がアップ。 上段は飾り棚や収納場所として。リビングから見返した様子。右は玄関、左がキッチンです。建具ではなく壁が、それぞれのスペースを造っています。あくまでもシンプルに、無駄なものをそぎ落とした美しいキッチンです。シンクと水栓のデザインにもこだわりました。外観のデザインの流れをくみ、直線とスクエアを意識。キッチン天井には埋め込みのダウンライトを。下の収納はキャスター付きの可動式です。その奥には水回りが。洗濯機スペース横にはまるでホテルのような、薄緑色の半透明のドアが。部屋の中で唯一の扉です。 ビアンシリーズは特に、水回りに特徴をおいています。開けてみたこの空間の主役は、なんといっても猫足付のバスタブ。優雅なバスライフを満喫できます。 下までのシャワーカーテンとわずかな段差を設けているため、水が洗面台の方にまで来ることはありません。シャワースペースもゆったりと。シャワー金具もお洒落なものをチョイス。視線をうつすとお洒落な洗面所が。洗面台や水栓のデザインにこだわり、ドアに合わせた色のガラスの棚を付けました。毎日使う水回りだからこそ、ホテルようなアメニティ空間に。天井近くにはタオルやシャンプーなど、小物を収納するのに便利なスペースを用意。左は入ってきたドアです。バルコニーをたどる黒のラインがデザイン的で、シャープな印象を与える外観です。