地下鉄北24条駅を出るとひときわ目を引く、瀟洒な外観のマンションです。「さくら23」という名前にピッタリな、ほわっと温かい色味です。裏に回ってみました。赤のラインが引き締め役になってる外観です。バルコニーから部屋へ日射しが取り込めるようにガラスで仕上げました。駐車場への通路も兼ねているエントランス。 人が通る道を、タイルでなにげなく分けてあります。タイヤが外に積んであると美観を損ねます。 なので、駐車場利用者のために物置を設置。マンション1階は、ガラスブロックから光が入り明るい雰囲気。 ブラウン系で統一した素材には高級感があります。右が郵便受けで、左が宅配ボックスです。エレベーター前には鏡でアクセントを。広く見せる効果も。上階に上がってきました。 エレベーター色の黄色が、壁の白とマッチして爽やかな印象です。入居者の物置は各階に設置しました。 ドアを開けるとすぐ物置なので、自分の部屋の収納感覚で便利に使うことが出来ます。今のマンションはセキュリティにかなり配慮しなければなりません。玄関は暗証番号式キーシステムを採用しています。一室に入ってみましょう。 玄関から室内へと続いています。左上の壁面には鍵やバッグが掛けられるフックを付けました。右手の収納扉を開けると…。振り返って玄関をみるとよく分かります。天井までのタップリとした収納になっています。モノに合わせて棚の高さを変えられるので便利。ワンルームの室内は、贅沢なほど大きな窓から光がタップリと射し込みます。3重の断熱窓仕様です。反対から見た様子。正面に見える壁にもフックを取り付けました。レールで動くようになっており、小物や絵などをかけて、住む人が自由にレイアウトをしてインテリアを楽しむことが出来ます。キッチンはセミオープン型。ビタミンカラーが部屋のアクセントに。横と前の壁面は汚れがサッと拭き取りやすい材質なので、いつもキレイに使えます。部屋の収納扉は場所をとらない折り戸。壁と同じ白にして広さを演出。開けるとクロゼットになっています。ワンルームでも水回りはゆったりと。洗面はシャンプードレッサーを。脱衣室も余裕の広さです。トイレ別は今はユーザーの選択基準。 細かい花柄のクロスと、上部の扉付き収納棚が気配りの証です。バルコニーに出てみました。 四季の移り変わりを眺めることの出来るオアシス空間です。眺望はバツグン。遙か向こうには「つどーむ」が望めます。 朝にはバルコニーで伸びをしたくなりますね。青空と緑との相性が良く、センスの良さが感じられる佇まいは、入居者の心もくすぐります。毎日見上げるこの風景は、住む人にも、持つ人にも、高い満足を感じさせてくれることでしょう。